2009年03月08日

町内会制度の終えん(5)

町内会は、公報配付に関わってさらなるピンハネをしています。
 この札幌市には“町内会の存在しない地域”が複数(相当広い範囲で)
あります。その話を聞いたとき『うっそだろ〜』と思って札幌市に問い合
わせると、確かにあるのだそうです。
 それでは、そのような地域では「公報をどのようなかたちで入手してい
るか?」と言うと、「業者に委託して戸配しています。(札幌市)」との
ことで、業者への委託手数料は¥12.99であるとの回答ももらいました。
 なぜ¥0.01の差があるのかまでは聞きそびれましたが、何か変ではあり
ませんか? 町内会が、業者より高い委託料金を受け取っているワケなん
です。しかも町内会は、業者の4倍の部数を戸配して・・・これはもう
“業者”と呼んでも差しつかえないのではないでしょうか。
 札幌市も何考えているんだか・・・赤字々々と言いながら、節約する知
恵を持っていない。
 札幌市には879.478戸(2007年12月現在)の世帯数があり、「業者が
2割程度の配達業務を行っている(札幌市)」そうなので、町内会はおよ
そ¥7.000×12ヶ月=¥84.000以上余計なお金を札幌市に使わせているこ
とになるのです。
 まだあります。同じ区に居住し、住居とは別の住所に店舗や会社を持つ
場合、すべてではないにしろ「公報さっぽろ(同じ区版)」が二重に戸配
されているのです。これはもう戸配部数の水増しで、“詐欺的”としか言
い様がありません。
 当然違う町内会になることで、「町内会費」も「除雪費(パートナーシッ
プ制度)」その他も、住居と店舗の両方の町内会から請求されるわけです。
除雪費については、居住・営業の2目的があるので一概に不公平とは言い
きれませんが、本来除排雪は札幌市の“責任”であるはずなので、町内会
単位で「除排雪申請」をさせること自体が、市政の“お粗末さ”なのです。

 縁遠く感じながらも、「町内会」という存在をごく当然のように“ある
もの”と思ってましたが、“町内会の存在しない地域”があったんですね
〜・・・。
 この「町内会制度」は全国的に、新規居住者(特に非加入者)との間で
トラブルの絶えない制度になっています。そのため、地域によってはトラ
ブル回避の為に「町内会加入」を居住条件としているケースが少なくない
のですが、それって問題を感じませんか? 過去に集合住宅入居者と自治
会で争い、管理費と自治会費(共益費の名目)を一括しての集金は違法で
あるという判決が下されています。
 町内会加入・脱退は居住者の自由であり、法的(法令・条例)な拘束力
はないのです。一度加入しても、運営方法に納得できなかったり、対人的
関係に違和感を感じて脱退することは自由なのです。ところが、脱退後に
町内会(会員)からの嫌がらせや、家族に対する差別がつきまとうのが現
実のようです。・・・私の場合は、退会後“町内会つぶし”を画策してい
ますが・・・。(続)
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2009年03月06日

町内会制度の終えん(4)

さて、町内会班長を8ヶ月ほどつとめた中での、町内会の“役割”らし
いことと言えば、「公報さっぽろ」と「回覧板」の配布作業があります。
 配布は夜中でもできることなので大した問題はなさそうですが、私の場
合、前述のように作曲(編曲)作業が始まると、朝目が覚めてからまぶた
を持ち上げていられなくなるまで脳裏には作業中の楽譜がめぐり、食事す
らとらないで過ごす日がめずらしくない状態になります。そうなると、公
報や回覧板の存在は記憶の外に行ってしまい、あるとき、雑然と積まれた
楽譜や音楽資料の中に、ポリ袋に納まった広報などを見出して慌てること
になります。
 その“慌てる気持ち”が音楽イメージに“ダメージ”を食らわすことが
一度ならずありました。実に腹立たしい瞬間なのですが、慌てて『期日前
(毎月10日前)に配達をしなければ・・・』と未明に小走りで町内を巡
ると、1軒だけ郵便受けを持っていない玄関のお宅があり、『そうだった。
ここは日中でなければ配達できないんだった。』と持ち帰っても、日中に
はまたぞろ公報の存在など記憶の外になっているのです。
 ホント、1日ならず遅れてしまって申し訳ありませんでした。
 『自分には、町内会員になる資格はないな〜』と思う一方で、『なんで
こんなことで時間をつぶされなければならないのだ?』と、またまた腹立
たしい思いに駆られるワケです。
 この「公報」、市の“委託”を受けて戸配しているのだそうですが、札
幌市から「委託費」として1部当たり¥13が町内会に支払われています。
私が配達していた28戸の年間配達料は¥4.368になるのですが、班長に
は配達料は支払われず、年間¥4.000の班長手当が計上されているだけで
す。勿論私は班長を途中で投げ出したのですから、「8ヶ月分の班長手当
てを受け取って下さい」とのお話もありましたが受け取っていません。
 私の所属していた班には、3件の「町内会非加入者世帯」があって、件
の「班長の手引き書」には「非加入者世帯へも公報を戸配する。」との項
目がありました。『当然!』と納得できたものの、同時に『町内会加入者
と非加入者の違いは何なのだ・・・?』との疑問が浮かんだのですが、町
内会としては委託費が減額になるので“公報の戸配部数を減らしたくない”
という思惑に行き着くのは容易でした。
 つまり、この「公報」の件だけで言うと、「班長に無償で戸配をさせ、
札幌市からの委託費をネコババしている。」とも、班長手当ての¥4.000
を捻出して「¥368のピンハネをしている。」とも言えるのです。
 別にその金額を「よこせ」と言うのではなく、町内会は札幌市の機関で
も戸配業者でもないのですから、「公報」の戸配を委託されていること自
体が筋違いなのです。(続)
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町内会制度の終えん(3)

この町内会という制度、なかなかお元気なご高齢者達が中心の“会”ら
しいのですが、どのような性格の“会”であるのかを知ろうとすると、こ
れがなかなかに難しい。
 そこで、インターネットを使ってあっちこっち覗いて見ると、実にトラ
ブルの絶えない“制度”であることが知れました。
 ところでこの制度、いったいいつ頃始まったものか後存知ですか?
 これもネットからの引用ですが、
=日中戦争(1937年〜)の頃から始まり、太平洋戦争(1941年〜)の戦時
下に大政翼賛会の最末端組織として1940年に市には「町内会」、町村に
は「部落会」が国によって整備されたのが起源であるとされる。=
とありました。
 「国によって整備された」と記されているところを見ると、都道府県・
市町村に次ぐ地方公共団体か?・・・と言うとさにあらず、あとで詳しく
述べますが、「自治会」と呼ばれているんですね〜。
 さらに「大政翼賛会の最末端組織として」などと読むと、その名称を記
憶している方々には『おいおい、ちと物騒ではないのか?』と思われるか
も知れませんが、「大政翼賛会の最末端組織として」構成されていた形は
敗戦後1947年5月のポツダム政令によって、1952年10月まで5年以上
にわたって結成が禁じられている間に事実上消滅しました。
 ところが1952年10月以後、
=ポツダム政令による禁止が解かれると、自治組織として再組織化されるよ
うになり、今日まで続いている。=
ということで、今日の「町内会」の誕生は1952年10月以後ということに
なります。
 そこで、この「自治」という言葉なのですが、「地方自治」とか「自治
区」などのように、そこに所属する人達“自らが(何かを)治める”とい
う言葉で、そこには、所属する人達すべての意志や意見などが反映されて
いなければならない・・・と考えざるを得ないものの、実態はほど遠い形
骸化した組織でしかありません。
 「町内会の法人化構想」というものまであるようなのですが、これはも
う「自治」という枠を超えて目的を持つ動きとしか思えません。・・・世
の中、そんなに複雑にして“住み良い”んでしょうかね〜・・・。
 自治組織の位置づけは、
=国民一般への法的拘束力を有する法律・政令・府省令には町内会に関する
規定がなく、行政組織(国及び地方自治体)とは法的に無関係な存在となっ
ている。=
というものですが、
=任意団体であり、加入は義務ではないが、その地域の全世帯が加入してい
るケースが多い。=
が実態のようです。
 法的には無関係でね、加入も義務ではないんですが、これが怪しいんで
すよ。(続く)

posted by 万年六糸坊 at 22:05| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月05日

町内会制度の終えん(2)

退会して後、少々ならず町内や町内会について考えることがあり、市役
所に問合せをしたり、知人達の町内会の様子などを聞いているうち、町内
会制度そのもが“不必要な制度”であるという考えにいたり、このような
文章を公にすることになりました。・・・ただでさえクソ忙しい(失礼)
のに、ナンデこんなことを始めたのか・・・まあ、私の性格でしょう。
 私が町内会を退会した理由の1番は、町内会費と共同募金の集金作業で
したが、回収した回覧板の内容や決算書などに目を通してみると必要な事
柄は“皆無(!)”で、これまで班長当番の方々は疑問を持たなかったの
だろうか・・・と不思議に感じますが、少なくない知人達に訪ねても「町
内会ってそんなものじゃない?」と特別な観想を持ちません。
 町内会費とは町内会それぞれで金額は異るのですが、班長は、言わば
“他人のカネ”を町内会員であるばかりに取り扱わなければならないわけ
です。それは相応に責任のあることで、集金も全戸が1年分納入するわけ
ではなく、1戸に1度の訪問ではすみません。中にはこちらの都合の良い
時間帯には“必ず留守”で、私は仕事を2度休んで集金に回らざるを得な
かったのですが、それでも数戸の会費徴収はでききませんでした。
 にもかかわらず、ある会員の奥さんからは「どうして集金が遅かったの?」
と苦情を言われる始末。「すみません、時間がないもので。」と言い訳し
たのですが、何で言い訳しなければならないのかわからない。
 私(や家内)の仕事は一般的(会社員的)な時間帯ではなく、午後から
夜(時には夜半近く)までかかることが多い。昨年暮れから取りかかって
いた人形劇などの音楽作曲活動に入ると、夜も昼もなく、自分達(家族)
の生活に必要なことまで先送りして取りかからなければならない。
 “町内会業務”のために、なぜ自分の仕事を休まなければならないので
しょう? 『それは町内会員だからです』としか考えようがありませんが、
“町内会員は町内会運営のために個人の生活を犠牲にしなければならない”
という会則があるみたいで変だと思いません?
 退会を伝えるために区長のお宅を訪ねた折り、「私だってやりたくて区
長やってるわけでないですよ。頼まれたからしょうがなくやってるんです。」
・・・「だから、あなたも班長をやりなさい」と言いたげだったが、私の
「頼まれて引き受けたのなら筋が通ります。私は頼まれていません。」と
言うと言葉を飲んだ。
 私が受け持った班は28戸で、区長曰く「28年に1度ですから、嫌な
役目ですが続けてもらえませんか?」との事でしたが、私は別に「嫌だ」
と言ってるわけではなく、町内会費も共同募金も除雪費も、集金の責任を
負いかねる・・・と言っているのですが通じませんでした。
 「他人のお金を扱うのは、専任業務です。」という私の考えにも、肯定
も否定もしない区長でしたが、ひょっとすると何を言われているのか理解
できなかったのかも知れません。
 別れ際区長が説得を諦めたのか「いやいや、長いこと嫌なことをさせて
申し訳ない。」と言ってましたが、私は一言も「嫌だ」とは言っていない
のです。おそらく区長にとっては本当に“嫌な”ことだったのかも知れま
せん。(続)
posted by 万年六糸坊 at 23:55| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月25日

町内会制度の終えん(1)

 町内会制度の終えん(1)
 「町内会」という旧習があります。
 昨年4月、私の留守中に「班長交替です。」とのことで回覧板用具や班
長の手引書などを家内が受け取ったのが始まりで、「町内会」という制度
をしばしば考えざるを得なくなりました。その結果、自分の生活には不必
要な制度である・・・としか思えなくなり、昨年11月をもって退会しま
した。
 その折、回覧板や札幌市の公報を配達してきた家々へ下記のような詫び
状を配り、町内会そのものを見直してみることを促してみましたが、おそ
らく私に対する批判的見方以外には何も考えられていないだろうと感じま
す。

 お詫びとお願い。

 前略。
 町内会9区2班の班長を前任者から引き継いでおりましたが、町内会費・
共同募金などの集金作業に時間を割いていられない状況に至り、11月一
杯をもちまして町内会を脱会させていただくことになりました。
 集金は小さくない責任をともなうことで、生活サイクルが一般的でない
私にとっては、仕事を休んでしなければならない作業であり、これまでも
2日以上仕事を休んで集金に伺いましたが、来年4月まで時間を割くこと
が難しくなってしまいました。
 皆様にはご迷惑をおかけしますことお詫び申し上げます。

 なお、11月上旬にお回ししました回覧板がまだ返還されておりません。
お手持ちの方は、お手数おかけしますが、11月中に平佐までご返還下さ
るようお願い申し上げます。

 また過日、9区区長に脱会の旨了解をいただきましたが、その折、「共
同募金については、集金作業が嫌であればしなくてもいい」(私は嫌だと
言ってはおりません)とのお話がありました。
 町内会費集金のついでに行なえる作業でもありますが、共同募金会に問
い合わせても、町内会員が募金作業に携わらなければならない明確な説明
はありませんでした。一般的に募金の金額は大きくないものの、10万円
以下は税金の控除対象にならない(10万円以上は控除対象になる)とい
う不公平な札幌市条例もあります。
 さらに札幌市や北海道の公報配布は、市や道のするべき作業で、町内会
員が期日を決められて配布作業をしなければならないことでもありません。
 町内会を脱会せざるを得ない者がおこがましいとは思いますが、共同募
金集金や公報配布については検討してはいかがでしょう。(署名)
(続)

posted by 万年六糸坊 at 08:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月22日

【主夫の呟きー1】

1.jpg世の“主夫”の皆様、日々家事のご苦労(?)ご同慶(!)申し上げる。
 苦労の故に、楽しみ少なからず! 享受せる苦労の故に、いそしむ心ゆたかなるべし!……と思いたい……ホント思いたい。
 思いたいが〜ですね、世の中美しいばかりではなく、家庭内は憩えるばかりでもないワケですよ。『しゃ〜ね〜な〜』とか『なんでやねん?』なんて思うことがい〜っぱいあって……それでも、機嫌のいい(!)家族の笑顔を見せられると、そりゃ〜も〜嬉し〜くなっちゃうのが主夫なんではないでしょうかね〜……。
 さて、「主夫」の定義とやらはよく解らないが、小生とすれば「家族の中で、最も家事に携わる時間が長い者」が、主夫という“職業名”をいただくのいではないか……と考える。
 だが、この「家事」という言葉ですまされてしまう多くのことは、実は家族の“誰か”が専業しなければならないことではなく、できる者ができることをすることで大方は片づいてしまう。
 日本語には「専業主婦」というワケの解らない言葉があって、家事はもっぱら「夫婦」の「婦」の方が“専業”させられてきた(!)ようだが、今日の男女の力関係(!)や社会的価値観の変化で、「専業」も「主婦」も重さのある言葉ではなくなってしまった。そこで私のような“伝統的価値観”を軽視する輩が、おくめもなく“主夫”を標榜することとなるのである。
 一言に「家事」と言っても、その内容は実に多様で、ざっと上げても炊事・洗濯・掃除・育児・買い物などなど、それぞれがとうていマニュアル化できないほどに変化
する。その変化が私には面白く思えるのだが、性格的に大胆な人達にはそれが結構な精神的負担となるらしい。
 思ってみてもどうにもならないことを知りながら、ついつい『なんで毎日毎日こんなことしなければならないんだ?』とか、『文句があるんだったら、自分でしてみろよ』とか『不味かったら、自分で作れ!』とか思ってしまうのです。それはマイナスの方向……精神的負担をさらに増やす方向へ自分を追いこむだけでなく、言葉づかいや表情・行動などが周囲に少なからず“不快”なものを感じさせることになり、社会の基礎と言える家庭に“気まずいム-ド”を作ることになりかねない。
 実は、その“精神的負担”をどうやって軽減するかが、家庭円満の一つのカギになっているのだが、なかなか良い解消法というのは見つけられないものでもある。
 昔は、1,破壊行為(皿や茶わんを所かまわず投げ飛ばし、それらが割れる音響を楽しむ!)2,暴力行為(布団やマットを丸めて、汗をかくほどにパンチしたりキックしたりする!)3,食餌療法(胸のつっかえや腹立ちを排泄すべく、次から次へと食物を摂取する!!)などなど、あまり他人に対して影響のない解消法を実践した主婦もいたそうであるが、今日ではそれらの有効性を疑問視する主婦が増えた。
 どうしたらそれらのストレスを解消できるか……は、人それぞれであり、時代によっ
て方法も変化していくだろうとは思うが、一つ言えることは、家事を“楽しめる”自分がどこにいるかを見つけられるかどうかではないかと思う。
 愛情があれば……なんてどこかの評論家然とした言葉は言えないが、要は自分がしようとすることを楽しむには、周囲と同じにしなければならないのではなく、自分しかしないだろうと思える“工夫”を見つけることである。
 料理をレシピどおりに作れても、それが我が家に最良であるかどうかは解らないのである。なぜなら、シェフは常に料理に“工夫”をしているプロであり、頭の中のレシピは常に変化しているのである。(続)
posted by 万年六糸坊 at 02:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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