2009年03月26日

町内会制度の終えん(10)


 町内会班長の業務(!)として、公報戸配のほかに「回覧板」がありま
す。これは私が入っていた班では28戸(うち3戸は非町内会員)を大体
半分にして、同内容2通の回覧板を2戸に配ると自動的に回覧されるので、
私の生活には何の支障ありませんでした。
 支障はありませんでしたが、その内容は『こんなモン、必要か〜?』と
感ずるもがほとんどです。その最右翼が「五天山」という西警察署の“ミ
ニ広報誌”と自衛官の募集広告です。
 「五天山」には防犯や交通ルール、覚せい剤などについての社会意識啓
発(になるのかどうか不明ながら)を目的にしているようですが、こんな
モン作ることを仕事にするくらい警察はヒマなのか・・・? と言いたい。
 読まれる保障のないモンながら、回覧させるより警官が戸配し、地域に
異常が無いかどうかを見て回りなさいよ。お手軽に紙ぺラを配って、“ミ
ニパトの警邏で任務終了”では何のための警察か。・・・もう縁を切った
けど、身内に警察官がいたので余計に警察のいい加減さに腹が立つ・・・
警察官は地域の警邏には足を使え。
 警察の不祥事が絶えなくマスコミで伝えられる昨今ですが、あの制服は
犯罪の抑止効果があります。「痴漢に注意」などという町内会のみっとも
ない電柱看板より、警察官が不定期に警邏することの方が余程に効果があ
るのです。
 私の所属していた町内会には4つの「注意」があります。「マムシに注
意」「熊出没注意」「山火事注意」「痴漢に注意」・・・マムシ・熊・山
火事は自然環境が豊かな証にもなりますが、“痴漢”では町内の恥にしか
ならないではないですか。よくも町内会は「痴漢に注意」の看板を掲げ通
せるものです。「この町内には痴漢がいます」と言っているようなもので、
町内会の鈍感さに呆れてしまう・・・それとも、看板に絶大な抑止効果が
あるとでも考えているのだろうか?・・・あるいは、女性に恐怖感を与え
続けるつもりなのだろうか・・・?
 用心を啓発することは悪いことではありませんが、町内会がみっともな
い看板を掲げるより、制服がちらちら見え隠れすることの方が100倍も効
果的なのです。町内会がその働きかけを警察にするというのであれば、町
内会の意義を僅かでも感じられるのですが、その気配は微塵も感じられま
せん。

 自衛官(軍隊!)の募集広告にいたっては、町内会にイデオロギーを左
右する権利があるのか?・・・と気色ばんでしまいそうです。
 どうも私は“制服組”に嫌悪感を感ずる性格のようで、雪まつりのコン
パニオンにすら気色悪さを感じてしまうのです。複数の人間が同一色に染
まっていることを不自然に感じ、画一化された行動を見ていることに恐怖
を感ずるのです。
 「大政翼賛会の最末端組織として」始まった町内会が「ポツダム政令に
よって事実上消滅」と自分で書いていながら、数年前、町内会の新年交礼
会に顔を出した折り(後日改めて書きますが)、“制服組”に感じる違和
感に近いものがあったことを忘れてはいません。
 町内には様々な思想や信条をもった人が住んでおり、それらの人がお互
いに干渉しあわない生活をすごせるべく町内会は機能すべきと考えますが、
町内会が個人の思想・信条を逆撫でする様な内容の回覧板を回すのは“い
かがなものかと”・・・。(続)
posted by 万年六糸坊 at 00:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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